ステップ2
【ステップ2 怒り】「どうして!」「**のせいだ」とやり場のない感情が爆発する
否認の段階が過ぎると、「怒り」の感情が出てきます。自分を激しく責めたり、家族にあたったり、ときには動物病院のせいだと獣医師に怒りをぶつけたりします。「どうしてうちの子が」「私のせいだ」「なぜ違う選択をとらなかったのか」といった後悔や自責の念がこみ上げます。
飼い主さんは今、心が深く傷ついて、敏感になっている状態です。怒りが湧いてくるのも、正常な心の反応です。
誰かを責めたくなる気持ちも自然なものなのです。
相手への怒りの出し方には十分注意が必要ですが、長期的にみると、この段階で出てきた怒りも、自分自身の中で上手に解消することが大切です。
たとえば、クッションに顔を埋めて叫ぶ、クッションを叩く、落ち着くまで歩くなど、身体を動かして発散させる方法もあります。
怒りなどの感情はつい否定したくなりますが、無理に押し殺して内側に溜め込むよりも、自分なりの方法で外に逃がしてあげるほうが、ずっと健康的なのです。
周囲の人も、この時期の飼い主さんは感情が不安定になりやすいということを、知識として知っておくと良いかもしれません。
怒りは永遠には続かないものなのだと理解することで、さまざまな衝突を避ける一助になります。