梅宮アンナ
梅宮アンナさん(撮影:本社・奥西義和)
19歳でモデルデビュー以来、カリスマ的な人気を博している梅宮アンナさん。2024年に乳がんのステージ3Aで闘病していることを公表し、現在も自らの体験を日々発信されています。そんな経験を通して、梅宮さんは「乳がんになって、私はやっと生きがいを見つけた」と語ります。そこで今回は梅宮さんの著書『フルコース がんと私と家族の日々』から一部を抜粋し、赤裸々ながん闘病記をお届けします。

デタラメな情報に惑わされない

「インターネットにあふれる情報を鵜呑みにしないで」

治療を始めるときに先生に最初に言われたことだった。

「気になったら、私に次に会うときに一緒に考えよう」とも言ってくれた。

たとえ999人が正しい発言をしても、たった1人が大声でネガティブな発言をすれば、すべてかき消されてしまう。それがネットの世界だ。

私もインスタなどSNSで自分のことを発信してきたから、そのあたりの事情はよくわかってるつもりだ。

ネットでがんのことを調べると、「民間療法」や「免疫療法」の情報が、驚くほどたくさん検索に引っかかってくる。一方で抗がん剤については、副作用の恐ろしさだとかが、わんさか書き込まれていて、ネットでのイメージは最悪そのもの。

標準治療を選択した私にとって、抗がん剤の投与は治療の大前提だし、世界的に見れば推奨している医師のほうが圧倒的に多いはず。そんな当たり前の事実ですらも、ネットではデタラメな情報の中に埋もれてしまう。