安定志向の安
安は、家族のことは大切に思っていて、環の世話に家事にと自分を犠牲にしてきました。りんのように「自分が外に出て働く」という選択肢はなくて、「早く結婚して幸せになりたい」という考え。
お母さんである美津さんのことは尊敬していて、「武家の奥さま」としての美津(水野美紀)には憧れていた。
一方で、家老だったお父さんの信右衛門(北村一輝)さんが農民になりました。さらに、信右衛門さんが亡くなってから、一ノ瀬家は厳しい暮らしをしてきたので、安定志向の安はどこかで「美津さんのようにはなりたくない」という思いも抱いていたと思っています。