物語にのっかるほうがラク
それにもかかわらず、私たちは昔から、
「次はこれ」
「この年齢ならこうあるべき」
という人生のレールを、メディア、他人の言葉などから繰り返し刷り込まれてきました。
それはある意味、そんな物語にのっかるほうが「ラク」だからです。次に何をすればいいかを、自分で考えなくて済むからです。
しかし、このレールから少しでも外れた瞬間、人は簡単に「自分はダメだ」「遅れている」と判断してしまいます。でもそれは、本当に事実でしょうか。
それは違います。この虚しさの理由は「レールから外れた」からではありません。
「自分で考えた生き方」ではないから虚しいと感じるのです。
その証拠に、「報われた」「積み上がった」という言葉が用いられていますよね。
これらは、受け身の言葉です。すべて外から与えられるものという前提になっています。
受け身のままでは、どれだけ形が整っていても、虚しさは消えません。そもそも自分の意志ではないからです。