ずっと苦しんできた世間からのイメージ
いつも意外がられるのですが、私はお酒を飲めますが、全然好きではないんです。父は芸能界きってのお酒好き。お酒を飲むといつも楽しそうでしたが、口が悪くなったり、怖くなることもありました。それを見るのが好きじゃなかった。外で威厳を保っていた父にとって、お酒はリラックスのための必要悪だったのでしょう。でも私はいつも表と裏で同じ顔をしているので、お酒で自分を解放したいっていう感覚がないんです。お酒を飲む場も、パーティも好きではなくて、予定がなければ1人でゆっくりしていたい。なぜか世間の人からはそれとは反対のイメージで見られてきました。
闘病後にバラエティに呼んでいただきましたが、その時も違和感を覚えることが…。いろんなお宅を拝見して、どのお家が好きだった?と言い合うような場面です。海の家、山の家をお持ちの方がいらして、1つの家は深い森に囲まれていました。
私は乳がんの後遺症でリンパの流れがよくないので、蚊に刺されると重い炎症を起こしてしまう可能性があるんです。だから蚊に刺されるような環境に行くことができない。「私は蚊に刺されちゃうから山の家は無理だなぁ、虫が苦手な人はこういう環境はダメですよね」と発言しました。そうしたら「アンナはまたそういうこと言って、炎上するよ!」と先輩に注意されたんです。
私が言葉足らずだったのかもしれませんが、私と同じ弱点を持つ人もいるかな?と思っての発言でした。でもテレビでは必要ないのかもしれません。なんでも誉めたたえないといけない。私にはやっぱりテレビのバラエティは無理だなって思った瞬間でした。