世界共通の流儀だと思っていたが

CAのサービス内容は国や航空会社によってさまざまだ。かつて利用したアメリカの航空機では、気流が不安定な場所を通過中、手に持っていた飲み物がこぼれそうだったので、「持っていってください」と頼んだところ、「NO!」と瞬時に断られたし、ロシアの航空機では座席が外れてしまったのでCAを呼ぶと、「立たないで!座っていて!」と怒鳴られた。

でも、機内持ち込みの荷物に関しては、収納に手こずっていようといまいと、CAに限らず、男女問わず、誰かが手を貸すのは世界共通の流儀だと思っていた。日本の航空会社でも、私よりもずっと年配の紳士が私の荷物を収納棚にしまってくださったことがあった。

なので、友人からのメールは衝撃的だったし、一般客からも責められ、彼女の受けた傷を慮ると気の毒でならなかった。