《親切》は生き残れるのか

調べてみると、確かに今年4月から国内の航空各社が加盟する定期航空協会で、機内への持ち込み手荷物に関する新たなガイドラインができたらしい。収納棚から荷物が落ちるといった事故防止のための対策だという。

だとしたら、最近そのようなガイドラインができたこと、手荷物の大きさや重さの規定だけではなく、自分の身長や体力を考慮せねばならなくなったのだったら(判断の基準を教えてもらいたいが)、そのことを丁寧に説明すればいいだけの話だ。

そうすれば友人も自分の背の小ささを悔やまずに済んだはずである。

CAに加勢したという客も客だが、ルールがどんなものであろうと、目の前で困っている人がいたら助けてあげるのが、最低限の人倫というものではないだろうか。

人間から親切心を省いたら文明は存続しない、ということを言っていた古代ローマの哲学者がいたが、こんなご時世だからこそ、親切かつ寛大さが途絶えないでほしい。

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