
エッセイ
ヤマザキマリ<怒り>と<叱り>を混同する日本。人材不足で若手がすぐ辞める今「言いたいことを我慢して黙っている」とのベテランタクシードライバーの話を聞いて頭をよぎったのは…

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ヤマザキマリ 15年間連れ添ってくれた猫のベレンが永眠。「人生は思い通りにいかないからこそ人は謙虚になれる」ということを、ベレンは思慮深い目線越しに何度も教えてくれた

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ヤマザキマリ 飛行機は遅延が当たり前、コンビニやデパートからはテキパキした手技や速度が失われ…ブレのない機敏さが誇りだった日本を懐かしむ日が来るとは思ってもいなかった

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ヤマザキマリ「なぜ外国人旅行客はTシャツ短パン姿なのか」と問われ、あるイタリア人教師を思い出す。観光客ばかりナンパする彼が言っていた「愚痴」とは【2023編集部セレクション】

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中学生の時、リーダー格の女子が私を「無視するように」と命令を下したことでシャッターが閉じて。友達の関係を保つのに宗教組織のようなルールを強制されるのならば、そんな関係は必要なかった

エッセイ
ヤマザキマリ 地元へのリスペクトを欠いた横柄な外国人に<観光客>という言葉で済まされない憤りを覚えて。メンタリティというものは、時にそうした非文明的で野蛮な側面を見せることを忘れてはならない

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ヤマザキマリ かつてイタリアで問題視されていた<事実婚>がメジャーに。結婚という制約に囚われて苦しむのはごめんだ、と若い人たちが考えるようになったことの表れか

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ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』映像化で出版社と家族の板挟みとなり病院に運ばれて。「出版社が自分の漫画で何を企もうと仕方がない」風潮は今変わりつつある【2024年上半期BEST】

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ヤマザキマリ『プリニウス』が手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。「なぜ日本人のあなたが古代ローマ世界を?」との質問に私がいつも答えているのは…

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ヤマザキマリ 17歳から留学したことで<きつい>イタリア語が母国語に近い存在に。<優しい>はずの日本語で人から騙される私へ友人が助言した内容とは

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ヤマザキマリ 心身のメンテナンスとして湯に浸かっていたのは、どうやら古代ローマ人と日本人だけ。16年を経て再び描く『続テルマエ・ロマエ』に込めた願いとは

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ヤマザキマリ 母の葬儀を進める中イタリア人の夫が発した意外な一言とは。母がその場にいたら、息子と夫のしどろもどろな様子を前に呆れながら笑っていたにちがいない【2023編集部セレクション】

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ヤマザキマリ 母から送られてきた雑誌で感受した「能登の耽美」を、40年後の旅で呼び覚まされて。復興に向けて「仕方ない、頑張らないと」と諦観する人々の表情に見たもの

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ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』映像化で出版社と家族の板挟みとなり病院に運ばれて。「出版社が自分の漫画で何を企もうと仕方がない」風潮は今変わりつつある

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ヤマザキマリ 災害や事故を前にしても沈着冷静な様子が世界から賞賛される日本人。「危機的状況下こそ他人の指示なんて信じられない」と話すイタリア人夫の話を聞いて考えたこと

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ヤマザキマリ「感情を揺さぶられたくない」から恋愛を避けて映画はネタバレを求める若者たち。これからは笑いに愚痴に忙しい「中年以上の女性」が司る社会になるのかも

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ヤマザキマリ 欧州と日本の雑誌は何が違う?「何歳だから」「どんな職種だからこうでなければ」といった固定観念の括りが緩やかな世界では皆元気に年を取っていく

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「何をしてでも成功を!」「穏やかに等身大の自分と向き合うべし」同じハーバードの学者でも全く別の方向で記された著書を読んで。成功とは自らを誇張したり、偽ってまで得る価値のあるものだろうか

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ヤマザキマリ「なぜ外国人旅行客はTシャツ短パン姿なのか」と問われ、あるイタリア人教師を思い出す。観光客ばかりナンパする彼が言っていた「愚痴」とは【2023年間BEST10】

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ヤマザキマリ 旅のおみやげは「ブランド品」「高価」だから喜ばれるとは限らない。どっさりおみやげを買い込むのも結局は自分の自己満足で、受け取る側は苦笑いしているのかも