鏡越しに目が合う人
よく電車に乗っているときに、見ず知らずの人とたまたま目が合って、気まずい感じになることってありますよね?
しかも、いったん目が合ってしまうと、その後、なんとなく、こっちを気にしてるのかな……なんて妙な妄想が芽生えて、ついついチラリとその人の方を見てしまい、その結果、
あ……。
また、目が合っちゃう。
そして、気まずさは倍増されます。
不思議なことに、気まずさの絶対量が多くなればなるほど、逆に相手のことが気になってしまうようで、性懲りもなく、またチラリと見てしまって、そうしたら、相手もこちらのことがいっそう気になっていたようで、ふたたび目が合ってしまうのです。
で、気まずさ、さらに倍。
居心地が悪くなったぼくは、もはや寝たふりをするか、本を読むか、スマホをいじるかしかなくなります。