「家事ならお手伝いできる」週3日働いて心に余裕
毎月の献金は、私の中で絶対に譲れないこと。だから、牧師を引退して年金をもらうようになっても、働く必要があるだろうと、早くから覚悟していました。
主任牧師を辞めた2015年の秋に、地元の自治体が運営するシルバー人材センターに登録しました。ここは家庭や企業、公共団体などから様々な仕事を引き受けて、登録した高齢者に仕事を提供してくれます。
私に何ができるかと考えたところ、4人の子どもたちを育てながらずっと担ってきた家事ならお手伝いできるかなと思い、登録しました。12月から1軒のお宅に、お掃除のために通い出しました。
そして、年が明けて夫が亡くなり、「もう1軒、仕事を増やしてください」とセンターに連絡したところ、家に着く前に「料理の仕事がありますが、どうですか」と電話がありました。すぐに仕事が見つかり、とてもありがたいことでした。
金曜日の夕方から3時間、仕事で遅くなるママの代わりに夕ご飯を作っています。その後、最初のお宅の仕事がなくなり、他の掃除の仕事が決まって、火曜日と木曜日の2時間、それぞれ1軒ずつ通っています。3軒とも子育てをしながら共働きをしているご家庭です。
時給は1時間1000円で、週に3日働き、月2~3万円になります。これで、献金しても生活できるようになりました。
加えて、美容院に行ったりといった臨時出費も、問題なく出せる余裕ができました。
※本稿は、『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
『74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる』(著:ミツコ/三笠書房)
年金7万円でやりくり。こんなに明るい「ひとり老後」の暮らし。
すっと伸びた背筋で溌剌とし、いつも明るい笑顔のミツコさん。
住まいや日々の暮らしの写真も添えて、その清貧かつ豊かな生活を紹介します。




