民営化前の貯金、忘れていませんか?
公金には政府が保有する日本郵政株の配当金や、引き出されずに権利が消滅した旧郵便貯金が充てられるようです。みなさんは、引き出し忘れている郵便貯金はありませんか?
民営化される前の07年9月末までに郵便局に預けられた郵便貯金は、満期を迎えてから20年2ヵ月が経過しても引き出されないと「消滅貯金」として国に没収されます。郵便貯金は最長で10年満期なので、37年11月30日までに引き出されないものはすべて「消滅貯金」となり国が没収。こうした引き出されていない預金は、今年6月末時点で2666億円あります。
ただし、07年10月以降に民営化された「ゆうちょ銀行」の口座に預けた貯金は、10年間動かさないと「休眠預金」になるものの、請求すればいつでも引き出すことができます。
実は、「かんぽ生命」にも引き出されていない簡易保険が、保険金額にして16兆円あるようです。簡易保険は、保険金・給付金を受け取る権利(請求権)が原則5年で、これを過ぎると「時効」となり引き出せません。
心当たりがある人は、郵便局の窓口で相談しましょう。通帳や保険証券を紛失していても、本人確認ができて事実関係が証明できれば対応してもらえるので、諦めないでください。

