出雲大社 御本殿・拝殿
仕事がつらい、周りから孤立している、何をやってもうまくいかない…そんな悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。「心が弱り切った時、疲れた魂を癒し再起の力を与えてくれる場所、それが神社」と語るのは、ヒーリングシンガーであり、島根県親善大使や出雲観光大使も務める深結さんです。今回は深結さんの著書『神社は心のクリニック しんどいあなたにオススメの癒しのご利益神社ガイド (監修・西岡和彦・國學院大學神道文化学部教授)より一部を抜粋してお届けします。

なぜか何をやってもうまくいかない…――そんなときは?

出雲大社(島根県出雲市)/大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

何をやってもうまくいかない、でも、何が原因なのかわからない……。何をすればいいのか、どこで誰に相談すればいいのかもわからない……。人生にはそんな、どうにもならないときもありますよね。

私の友人の霞さん(40代・女性)は、勤めていた会社から独立したものの、タイミングが悪かったのか業績は低迷。仕事上の人間関係も次々と途切れていきました。

まるで、それまでの縁という縁がぷっつり切れてしまったように感じた彼女。縁結びの神様である大国主大神を祀る出雲大社(いづもおおやしろ)へ、「よいご縁がつながってほしい」と、すがるような気持ちで向かったそうです。

すると、神社の境内に入ったときに「大きく包み込まれる感覚」があったそうです。それと同時に、自分自身がくたびれきって、癒されてないことに気づいた霞さん。しばらく境内にいてその空気を感じていると、自分の中にある焦りやマイナスな感情の塊に自分自身が振りまわされていると感じたといいます。そこで彼女はただただ、ぼーっと過ごし、心が落ち着いたあと、お参りしてひたすら祈願したそうです。