社会関係資本

また、社会とのつながりにおいては、つながりの「質」をはかる「信頼性」のことを「社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)」という尺度で呼びます。

社会関係資本とは、人がもつ「社会的信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク」といった、社会的なつながりを「資本」とみなす概念です。

「互酬性」とは、相手から与えられたものやサービスに対して、社会的な義務や期待に基づいてお返しをする関係性や行動原理のことで、簡単にいえば「ギブ・アンド・テイク」の原則です。

この社会関係資本は、個人の利益だけでなく、社会全体に協調行動を促し、組織やコミュニティの効率性を高める役割を果たします。たとえば、震災時にお互い助け合うのも厚い社会関係資本のあらわれで、地域を安定させる力となります。

※本稿は、『孤独脳 脳のSOSに気づき心と体を壊さない30の方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

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