「赤身魚」と「白身魚」
魚は、筋肉の色素によって「赤身魚」と「白身魚」に分類されます。
(1)赤身魚:代表的な赤身魚にはマグロ、カツオなどがあり、青魚と呼ばれるサバ、アジ、イワシもここに分類されます。常に泳ぎ続ける回遊魚に多い遅筋が発達しており、赤色の色素たんぱく質を含んでいます。味が濃く、貧血予防になる鉄分が豊富。火を通すとかたくなりやすいため、刺身に向いています。また、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)など、血液をサラサラにする良質な油を多く含み、血栓予防や心疾患リスクの低減に効果があるとされます。
(2)白身魚:タイ、ヒラメ、タラ、フグが代表的で、海底や岩場に定住する魚です。色素が少ない速筋を持ち、淡白な味とふっくらとした身が特徴です。火を通してもかたくなりにくく、煮物や焼き物に適しています。高たんぱく、低脂肪で魚のなかでも特に消化に優れているため、胃腸が弱っているときや遅い時間の食事にもおすすめ。
ちなみに青魚に含まれるEPA・DHAは空気に触れると酸化しやすく、鮮度が落ちやすいという弱点があります。そのため、抗酸化作用のあるビタミンを含む緑黄色野菜と一緒に摂るのが効果的と言われます。
