寛太の人生を初めて考えた直美

『風、薫る』場面写真
(『風、薫る』/(c)NHK)

<質の悪い派出看護の会の噂を聞いた直美が再会したのが詐欺師の寛太(藤原季節)だ。親がいない者同士、直美と寛太はある種「同志」のような不思議な絆があるようにも見えていたが…>

寛太は17週で、直美の母が瑞穂屋に勤めていた文さん(内田慈)かもしれないとわかった時に、いろいろと調べて協力してくれました。「寛太もいい人なんだ」と視聴者の方から言われていたのに、それから時が経ち、23週で再登場した時には、悪質な派出看護に関わっているというまさかの登場。いまだに悪事に手を染めていて、それが直美にも関係のある派出看護。直美は寛太に対する怒りもあるけれど、ここで初めて、寛太はなんで詐欺を働くような人生を生きているのか考えるんです。

直美は、偽の派出看護婦会をなくすために、自分たちが正式な看護婦会としてどうやって認めてもらうか考えることになります。その時に寛太はすごく重要な人物として関わってくる。

親がいないという境遇の似ていた2人が経験を重ねるうちに変わった部分が描かれます。ラストに向けて寛太と直美の関係性も変わっていくと思うので、注目していただければうれしいです。

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