国立大学への編入者は次第に増加

全高専・短大を対象にした編入学を実施したのは群馬大学で、21人が受験し、鈴鹿高専の学生1名が合格したという新聞報道も見られる(『朝日新聞』1966年11月18日)。

文部省は国立大学に対し、高専生の編入学受け入れ要請をその後も繰り返していく。1967年には卒業者数4421人の2%にあたる108人が大学に編入学したが、これはほとんどが私立大学への進学だったと考えられる。

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1968年には東北大学が実施した編入学試験に鈴鹿高専など数校の学生が合格したほか、文部省の要請に応じた山梨大学が10名を受け入れた。国立大学への編入学者は次第に増えていった。

1988年には京都大学が高専卒業生に編入学の門戸を開いたことで、旧制帝国大学に起源を持つ7つの大学のすべてが高専生を受け入れることになった。この年、全国に95校あった国立大学のうち、およそ40校が門戸を開いている。現在では、高専卒業生の約25%が大学に編入している。