メインキャスターの仕事って、大会が開催されている期間だけの稼働じゃないんです。朝から晩まで映像を見て、座学を受けて、ほかの海外の大会も観に行って、選手の成長やコンディションを追っていく。
一大会に一人くらいですが、トップアスリートにロングインタビューを受けていただく機会もつくってもらいました。
人となりや精神状態といったものは、直接会って話すとかなりわかるものなんだということも、さまざまな選手たちへのインタビューを重ねて得た気づきの一つです。
それまで僕はインタビューされる側だったので、隠そうと思っても隠し切れないことはあるんだ、と知り、こわいけれど面白いなと思いました。
スペシャルアンバサダーに就任した昨年の東京大会をもって、『世界陸上』の仕事は卒業しましたが、これからも一ウォッチャーとして、選手たちを応援していきますよ。