人はあっという間に年をとります。老いは他人事じゃありません。母はまだ健在ですが、父は亡くなっているし、自分だってそう先の話じゃない。先のことを考えないふり、見ないふりをする人もいると思いますが、僕はわりときちんと考えたいタイプ。

最近よく耳にする「墓じまい」もすでにしていて、そうしたら、お墓というかたちそのものに、どれほどの意味があるんだろう、とますます思うようになりました。

僕が死んだら、生きている人がたまに思い出してくれれば、それでいい。この仕事も、いつまでも続けられるとは思わない。セリフを忘れて、周囲に迷惑をかけるようになるくらいなら、その前に、潔く退いてしまいたいと思います。

だからこそ、一つひとつの仕事は大切に取り組んでいかないといけません。そういう意味でも、30年にわたって同じ役を演じられるなんて、なかなかあることじゃない……、とてもありがたいことだと思っています。「踊る〜」シリーズは、やはり僕にとって、大切なライフワークだったんだと思います。

昔と変わらず、市民の安全のために働き、この時代の組織やコンプライアンスに配慮しつつ、年上にも年下にもちゃっかり接している青島がいますから(笑)、ぜひ劇場に会いにきていただけたら嬉しいです。

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