「天正地震」の発生で討伐は取り止めに

ところが天正13年(1585)に11月29日に「天正地震」が発生したのです。

『秀吉と秀長 天下統一の軌跡』(著:濱田浩一郎/内外出版社)

畿内を中心として甚大な被害が出たため、秀吉は家康の討伐を取り止め、穏和な手段でもって家康を臣従させる道を選択します。

一方の家康も織田信雄による説得もあって、秀吉に臣従する道を選びます。

臣従の条件の1つは、秀吉の妹・朝日姫を正室に迎えることでした。