「規約を変えては」「退会しても困らなかった」

また、話し合いによって慣習を変えた地域もあります。

「自治会長が変わり、個人情報保護を理由として自治会から訃報を流さないことにしたといいます。その結果、近所だからというだけの香典は無くなりました」

(写真:stock.adobe.com)

一方、自治会を退会した人からは、こんな声も。

「寄付の集金などの負担が大きかったけど、やめてスッキリ。早く退会すべきでした。全く困りませんよ」

「強制ではないんですよね。もう時代は令和。いつまでこんなことやってるのか。私なら脱会します」

ただし、退会によって地域とのつながりが薄れることを心配する意見もありました。

「そういう田舎だと災害時とか非常時にかなり困ることになるかも。自治会の役員になってから、負担を減らすための問題提起をしてみては」

慣習を受け入れるか、話し合いで見直すか、それとも退会するか。地域とのつき合い方について、さまざまな意見が寄せられ26件のレスが集まりました。

元『婦人公論』編集長 三木哲男さんのコメント
自治会費や香典など、地域の慣習をめぐるトラブルは近年少なくありません。昔は当たり前とされていたことも、世代が変わり、新しい住民が増えるにつれて「常識」が揺らいできているようです。トピ主さんが移住されたのは、鹿やイノシシが出る田舎。私も地方の田舎で育ったので実感としてわかりますが、地域を維持するには、人もお金もかかります。山の管理や道路の掃除、消防団の維持、場合によっては空き家の管理もあります。こうした地域の安全・安心を維持するために自治会費があるのだと思います。もっとも自治会は任意団体ですから、加入も非加入も自由です。ただ、ここはメリット、デメリットをよく考えて判断してください。まずは自治会に加入し、地域になじんできたら、自治会の在り方について議論を呼びかけてみてはいかがでしょうか。

みき・てつお 専門紙記者、フリーライターを経て中央公論新社に入社。『婦人公論』編集長を7年半務める。フジテレビ系列「ノンストップ!」ほかコメンテーターとしても活躍

【紹介した〈発言小町〉のトピはこちら】強制的な自治会の香典

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