寿命にも影響する骨折リスク

さらに、圧迫骨折は足のつけ根の骨折を引き起こしやすくなるというデータも。

「足のつけ根を骨折すると歩行困難になり、寝たきりや要介護に至るケースが多くみられます。しかも、足のつけ根を骨折した場合の5年後の生存率は約50%とされ、胃がんや大腸がんの生存率を下回るほど深刻なのです」

そのため、脆弱性骨折を起こさないことが重要だと猪瀬先生は指摘します。

「骨折を避けるためには、転倒しにくい体づくりが不可欠。骨をつくる栄養をしっかり摂ることに加え、筋肉をつけることも重要です。また、骨粗しょう症と診断された人は、薬による治療も併せて行いましょう」

 

※骨粗しょう症の治療中は、カルシウム700〜800mg、ビタミンD15〜20μg/日が推奨されています