執筆スタイルは「一発勝負」

プロットも立てない、物語の場所や登場人物の名前も直感で適当に。こんな計画性のない性格ですから、執筆スタイルも日によってまちまちです。

デビュー2年後に、それまで勤務していたコールセンターの仕事をやめて専業作家になったので、深夜に書いているときもあれば、昼間に書いているときもある。「執筆は何時から何時まで」と決めている方も多いようですが、僕には無理かも。一人暮らしで、いつでも自由に書けるという環境も大きいかもしれません。

あと、僕の書き方として「一発勝負」みたいなところがあるんです。「今なら書ける!」と感じた瞬間に全力で書くというか。で、そのタイミングがいつ訪れるのかは、自分にもわからない。あまり気分がノっていないときに書いてしまうと、後から修正するのが大変で。だから、なるべく「絶好調!」と思えるタイミングで書きたい。

そうなると当然、あらかじめ決められた締め切りとは相性が悪いんですよ。締め切りがあると「仕事」になってしまうので、連載の仕事は基本的にお断りして、「そろそろ書きてぇな」という衝動が自分の中で生じたときに一気に書くようにしています。