地震、台風、災害が起きたら

●病名、経過、現在の治療を手帳に記録しておく

地震や台風などの災害時には、交通の遮断や医療機関の被災などによって、治療の継続が難しくなることがあります。たいていは治療が1~2週間遅れても、病状が急に進行することはありません。しかし一部に、治療の継続が必要ながんがあります。

そのため、普段かかっている病院以外でも治療が受けられるように、「情報の備え」を心がけてください。具体的には、手帳に「病名」「治療の状況」「治療中の薬」「アレルギーのある薬」「病院・担当医名」「緊急連絡先」などを記載しておきます。

災害時は、処方箋がなくてもお薬手帳や薬袋を持参すれば薬を受け取れることがあります。スマートフォンに、薬や処方箋の画像を保存しておくと便利です。

 

●感染対策を徹底して

また、避難所生活では、免疫力の低下に伴う感染症のリスクが高まります。マスクの着用、手指の消毒、うがい、歯みがきなどの感染対策を徹底しましょう。

避難所にいる保健師などの医療関係者に、「がんの治療中です」と伝えることも大切です。衛生状態に、配慮をしてもらえます。

 

《Point》がれき撤去や家屋清掃などは避けて

がんの治療中は感染への抵抗力が低下しているので、ガレキ撤去、ヘドロ除去、家屋の清掃などは避けて、体調管理を優先する。
また、脱水予防のために、こまめな水分補給を。血栓にも配慮し、足を軽く動かすストレッチや運動も忘れないで。