家族が利用できるサポート

●休業、休暇、給付金など使える制度を確認する

がん患者さんがいる家庭を対象に、経済的・精神的な負担を軽減するために利用できる制度があります。

家族が働いているのなら、「介護休業」や「介護休暇」を利用できる場合があります。

また、介護休業を利用して仕事を休む際、一定の要件を満たせば「介護休業給付金」として賃金の約67%が支給されることもあります。会社の就業規則(育児介護休暇規定)を確認してみましょう。介護休業給付金は会社を通じて手続きを行います。

相談先として、がん相談支援センターがあります。患者さん本人だけでなく、家族も無料で利用でき、公的支援の紹介や生活上の不安について専門員のアドバイスを受けられます。

また、患者会や患者サロンなどに参加するのも手です。患者さんの家族だけで構成される、家族会もあります。同じ境遇の家族と不安や悩みを共有し、孤立を防ぐ大切な場になります。

体験者から生活のアドバイスを得られるほか、心の負担が軽くなるでしょう。患者会や家族会の情報はがん相談支援センターなどで紹介してくれます。

 

<Point>介護休業給付金を受けるための条件

雇用保険の被保険者であることに加え、対象家族が要介護状態にあること、休業開始前2年間に一定の被保険者期間があることが条件となる。さらに、職場復帰が前提。ただし正社員と契約社員などで条件が違うので、確認すること。