101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

<100歳の100の知恵 9>

『高齢になっても規則正しい生活を』

私は毎朝8時半から9時頃に起床し、まず家の雨戸を開けています。

高齢者のひとり暮らしなので、昼過ぎまで雨戸が閉まっていたら、「なにかあったのかしら」とご近所のみなさんに思われるかもしれません。ご心配をおかけしないよう、雨戸を開けるのはちょっとした私の義務だと思っています。90歳を超えてくると、雨戸明けもひと苦労ですが、どうせ起きてやらねばならないなら、ひとつの運動のつもりでやっていました。

体調があまりよくないときやもっと寝ていたいときは、姪に泊まってもらい、雨戸開けや家事をお願いしています。

高齢になってだんだん体が思うように動かなくなると、つい生活のリズムもずるずるしがち。意識して規則正しいメリハリのある生活をすることが理想的で、そうすれば日々新たな気持ちで過ごせると思います。