101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

<100歳の100の知恵 19>

『アルコールで身の回りを清潔に』

冷蔵庫は、清潔に保ちたいもの。私はものを出し入れするついでに濡れふきんでまわりを拭いておき、庫内に隙間ができたときは、ティッシュにアルコールを吹きつけたもので拭くようにしています。たまには中のものを出して、まずきれいな濡れふきんで拭き、棚は外して洗い、庫内の隅々までアルコール拭きをします。

食器棚の掃除をする際も、濡れタオルなどで拭いただけでは雑菌が繁殖しやすいので、アルコールで拭いて仕上げると安心です。

 

シンクの下の棚なども、ときどき中のものを出して整理し、敷紙を取り換える前にアルコールで拭きます。

エアコンやテレビのリモコンなども、使っているうちにボタンのまわりなどに汚れがたまりがち。綿棒にアルコールをつけてさっと拭いておくと、汚れがとれ、消毒にもなります。

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