東大教授が本気で教える「ひざの痛み」解消法(監修:福井尚志、深代千之/中央公論新社 )

動かすか安静にするか

Q.  ひざの痛みを自分で治すなら、動かすのと安静にするのと、どちらが正しいですか?

A.  動かしてください。

正確には「痛みの程度に応じて、無理しない範囲で動くべき」です。というのも、医療現場や国内外の整形外科学会で、変形性ひざ関節症に対するイチ押しの治療法と評価されているのが、ひざを動かす「運動療法」だからです。

ひざが痛いからといって安静にしていると、関節が硬くなったり、筋力が低下したりして、症状を悪化させる傾向があります。かといって、強すぎる刺激は逆効果。「適度な刺激」であることが大事です。ズバリ、著者の近刊でも紹介している「ゆるひざ体操」がオススメです。


※本稿は、『東大教授が本気で教える「ひざの痛み」解消法』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。


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