「約2年ぶりに舞台に挑戦することとなり、今ものすごくワクワクしています。」

初めての緊急事態宣言が出ていた期間は、なにか有意義なことがしたいと考え、英語と歴史の勉強をすることに。

僕は高1の時にこの世界に入ったので、それ以降あまり勉強する機会がなくて。一度きちんと学び直したいと考えていましたから、今がそのタイミングだと思いました。それで、知人に紹介してもらって家庭教師をお願いしたんです。英語は海外の人と仕事をする時に必要ですし、歴史は時代ものに出演する際に役立ちますから。

授業はリモートで週数回、1回3〜4時間。英単語のテストもあって、結構スパルタでした。当初、世界史と日本史を学ぶ予定だったのですが、先生が世界史に力を入れすぎたあまり、日本史に取り掛かる前に僕の仕事が再開してしまって(笑)。それでも授業は楽しかったです。今後も自分のペースで勉強を続けていきたいと思っています。

 

時生がいてくれるだけで、安心できます

三浦大輔さんが作・演出を手掛ける『物語なき、この世界。』(現在上演中)で、約2年ぶりに舞台に挑戦することとなり、今ものすごくワクワクしています。

三浦さんとは16年公開の映画『何者』でご一緒して、「三浦さんの演出なら、どんな作品でも出演したい」とずっと思ってきました。一人一人の芝居をきちんと見てくださるし、感覚が似ている気がして、多くを語らなくてもわかり合えると感じたんです。そういう感覚は大切にしています。