まずは、「長寿遺伝子」にスイッチが入る2ヵ月を目安に始めてみましょう

健康と長寿のスイッチを入れるには

「8000歩/20分」のウォーキングに取り組むうえで重要なポイントがあります。それは、最低2ヵ月は続けるということ。なぜなら、「長寿遺伝子」にスイッチが入る目安が2ヵ月だからです。

「長寿遺伝子」とは、体内で細胞の損傷を防いだり、エネルギー生産に影響を与えたりしている「サーチュイン」という酵素を作る働きを持った遺伝子のこと。誰もが持っているものですが、普段は眠っています。これが、1日20分程度の中強度の運動を2ヵ月続けることで活性化するのです。

ただし、2ヵ月ほど中断すると、長寿遺伝子は再び眠りに就いてしまいます。常に活性化させておくためにも、ウォーキングを習慣にしましょう。

2ヵ月続けると、美容面での変化も表れます。ウォーキングによって代謝が高まり、老廃物の排出を促進。やがて肌の状態が改善され、ツヤやハリが出るようになるのです。

美容面の変化のほうが早く表れて実感しやすいため、肌ツヤがよくなったら、健康長寿に近づいた証しと思って、さらなるウォーキング継続の励みにしてください。