効果的なウォーキング方法 Q&A
Q. コースや距離は?
A. ウォーキングのメリットは、いつでもどこでもできるということ。好みのコースや距離を設定してもいいのですが、まとまった時間を確保できない人も多いはず。買い物などの用事のついでにウォーキングするくらいの気楽さでいいのです。まずは1日1回、用事を作って外出するだけでも違ってくるでしょう。
Q. 毎日必ず歩くべき?
A. 「8000歩/20分」を毎日続けることを提案していますが、実際にやってみると意外に難しいもの。なぜなら外に出てウォーキングしない限り、達成が難しい数字だからです。生活サイクルが毎日同じとは限らず、天候にも左右されます。ですから、「1週間のトータルで達成できていればOK」といった気持ちで取り組みましょう。
Q. 正しいフォームは?
A. 早歩きをする時に意識すべきことはただ1つ。「大股で歩く」ということです。よく「背筋を伸ばす」「腕を大きく振る」などといいますが、大股で歩くことを意識すれば、自然とそれらのポイントも満たされます。荷物はリュックサックやウエストポーチに入れ、両手を自由にしたほうが歩きやすいでしょう
Q. 長続きしないのですが......
A. 話を聞くと、活動記録の「見える化」が効果的です。毎日の「歩数/中強度の運動をした時間」を手描きのグラフにしたり、パソコンで記録したり。目標を達成した日は手帳にシールを貼るのもいいでしょう。1ヵ月継続すれば、「24万歩/10時間」という記録が樹立できますよ。きっと励みになるはずです。
Q. 夫婦や仲間で歩くには?
A. 夫婦や仲間同士でウォーキングをすれば、長続きしそうと考える人も多いでしょう。でも、人によって体格、体力、歩くペースや歩幅は異なります。一緒に歩いていても、同じ「中強度」になるとは限りません。ですから、健康の維持、増進という観点から考えると、スタートとゴール地点だけは同じにして、途中は各自のペースで歩くことをおすすめします。