「優は本当に才能の塊だよね。」(山)/「3人のバランスを取ってくれてるのは松也だと思う。」(城)/「ポジティブさは育が一番ですよ。」(松)

優の頭の中を覗いた感じがして怖かった

山崎 それにしても、それぞれにめちゃくちゃ忙しいなかで、よくここまできたよね。おまけに、準備のために集まった貴重な時間のなかで、ほとんど芝居に関係ない話をしていた。(笑)

城田 3時間のうち2時間半はね。

松也 深夜になるときは、優の家に集まることが多かったね。

山崎 おしゃれで素敵な家で、すごく落ち着くのよ。コーヒー淹れてくれるし。

松也 あと、集まれないときはLINEでやりとり。ほぼ毎日やってるんじゃない? 3人だけのLINEもあるけど、スタッフさんとのLINEも合わせたら4つぐらいグループがあるから。

城田 今回、演出は俳優の成河(そんは)くんにお願いしたんだけど、そもそもは育が彼を推薦してくれて、3人で口説きに行ったんだよね。

山崎 役者としてももちろん大好きで尊敬しているんですけど、話をわかりやすく伝えるということに長けていて、演劇に関する知識も豊富。ポジティブな性格だし、演出家に向いていると思ったんですよね。で、成河くんも初演出というところに興味を持ってくれて。

松也 ノリと勢いと気持ちだけで始まった企画ですけど、成河くんがいればきちんと芝居を掘り下げてくれるんじゃないかと思う。僕らの手綱を引っ張ったり離したりして、新しいものを作ってくれるのではないかと期待してるんです。

城田 そして、その成河くんが推薦してくれた福原充則さんが脚本を担当し、全4話のオムニバスのうち1話を、みんなに勧められて僕が書くことに……。いやぁ、音楽づくりと演出はやってきましたけど、初めての脚本は緊張した。成河くんに見せるとき怖かった。才能がないと思われたらどうしよう、って……。そんなことが気になる僕なんです。(笑)

松也 でも以前、IMYのコンサートでも、ショートコントみたいなものを書いてくれて信頼していたから。今回、3人でやる舞台だということを示すためにも、優が書いたらいいんじゃないかって提案した。実際、出来上がったものも「このあとどうなるんだろう」って楽しく読めて、頼んでよかったと思ったよ。

山崎 本当に。優の頭の中を覗いた感じがして怖かったけどね。(笑)

城田 俺の暗い部分が出てる。(笑)