日本テレビ系「news every.」を2010年より担当している藤井貴彦アナウンサー。正確なアナウンスと血の通った言葉が視聴者から高く評価されています。いつも前向きで、ポジティブに仕事へ向き合っている印象がありますが、藤井さんでも「やりたくない」と感じる仕事に向き合った場面は少なからずあったそうです。そんなとき、乗り越えるために藤井さんが心掛けてきた方法が二つあるそうで――。
やりたくないこと、気の向かないこと
いつでも前向きに行動しているイメージがあるかもしれませんが、私にもやりたくないこと、気分が乗らない仕事はたくさんありました。
・なんとか逃げられないか
・別の方法があるのか
・やり方を変えればいいのか
……などなど。後回しにしたり、言い訳を考えたり、やりたくないなあと、自宅で声に出したりしてみたこともあります。
ある程度、経験を積んできた社会人のみなさんも、自分の苦手な仕事や、自分の実力を超えた仕事に悩んできたかもしれません。
みなさんのその悩みがもし、人間の尊厳にかかわるようなことであれば、すぐにやめたらいいし、その場を離れることも考えてほしいと思います。
私は専門家ではないので、お一人お一人に適したことは言えませんが、「人生の選択肢は自分が思うより広い」ということだけはお伝えしておきます。
では、それ以外のやりたくない、気分が乗らないことについてはどうしましょう。
日常生活から考えていくと、こんな気分になるでしょうか。
・なかなか気が向かない
・やれないことはないけど勇気がいる
・苦しいのがわかっている……などなど
さて、このように見ていくと、ある不変の法則が見えてきます。
「あとは自分が動くだけ」
こんな、自分のやる気の問題だけの場合は簡単です。2つのことを試してみてください。