同じ気分の曲を聴く事でストレスを収める
「嬉しい事があって、気持ちが高ぶっているから、暗い曲でも聴こう」とは思わないですよね。やはり、そういう時はお気に入りのハッピーな曲を聴くと思います。
また、逆に悲しい事があったとき、どんな曲を聴きたいですか?
例えば、ドラマで失恋のシーンではヒロインは悲しい失恋ソングを聴いていたりします。
悲しい事があったらアゲアゲの曲を聴く。なんか良さそうな気もしますが、実際は、悲しいときは悲しい曲を聴きますよね。何故かと言えば「同じ気分の曲を聴く事で感情の高ぶりを治められるから」と言われています。
つまり、ストレスを治めることが出来るという訳です。
ましてや、いやな気分になったとき、それと同じ様な気分の歌詞の歌をカラオケで歌えば、こころの中のネガティブを歌と一緒に吐き出す事が出来るので、歌った後は気分も晴れ晴れ。
歌声と共にストレスは吐き出されます。
勿論、楽しいことがあった場合、楽しい曲を聴いたり、歌ったりすれば、その楽しい気分を更にしっかり受け止めることが出来ます。
現在放映中の火曜ドラマ『ファイトソング』では、ヒロインの木皿花枝(演・清原果耶)が持つボロボロのiPodに入っているのはただ1曲、一発屋ミュージシャンの芦田春樹(演・間宮祥太朗)が作り、歌った曲だけ。母との思い出でもあり、「この曲だけあれば生きていける」と彼女に言わしめるほど、ヒロインの背中を押し続けています。
この様な、「記憶の中の音楽」ってとても重要です。
聴くだけで、その時の気持ちを思い出させてくれます。
つまり、音楽は歌ったり聴いたりすることで、気持ちをコントロールできるのです。