気になる離婚理由も裁判所で統計を出しています(011287.pdf (courts.go.jp))。
離婚理由の調査は、裁判所が申立人の言う動機のうち主なものを3個まで挙げる方法で調査重複集計されています。

【表】離婚理由ランキング

 

離婚理由の回答が妻側が夫側の約2倍もある理由は明らかにされていませんが、注目したいのは夫側の言い分に「性的不調和」があることです。こうした場合は、不倫や浮気といった異性問題も関係しているケースも少なくないのだろうと考えます。

筆者が以前傍聴した離婚裁判でも「性的不調和」を証言した夫がいました。

配偶者の不倫の慰謝料裁判では訴える相手が3パターンあり、配偶者、配偶者の不倫(浮気)相手、配偶者と不倫相手の両方が挙げられます。

筆者が最近傍聴した裁判では、35歳後半の妻が、同年齢の夫と20代後半の夫の愛人を訴えた不倫の慰謝料裁判でした。

夫婦も愛人も同じ勤務先で、夫が愛人と不倫の関係になったのは妻が第一子を出産後3ヵ月のことです。

妻は産後の肥立ちが悪かったものの、決して夫婦の仲は良くなかったと証言していました。夫と愛人は勤務先の同じプロジェクトのメンバーで、ミーティングを重ねるうち、次第に距離が縮まったといいます。やがて夫が外泊したことで、妻は夫を問いただし、愛人が同僚であることを知ったということです。

妻は愛人と別れてくれるように夫と話し合いを持ち、夫は「愛人と別れる」と愛人に会いに行ったのですが、その日に肉体関係を持ち、今まで以上に関係を深めたのでした。