手探りの日々
僕たちがこだわったのは、江頭さん自身が花火を打ち上げること。
最近の打ち上げ花火は電気制御が一般的のようですが、「手でもできますか?素人でも可能ですか?」といろいろ相談したところ、花火師さんから「私がサポートするので大丈夫です」とお墨付きをいただきました。
そうなってくると、「この花火、生配信にしてみんなが同時に見られたら……」と、さらなる熱が。
生配信をするうえで大変だったのは、花火会場が山奥になるため、通常のWi-Fi電波では途切れる可能性が高かったこと。そこで何回もロケハンを重ね、Wi-Fiも専門業者に発注して……といった具合に、お金がかかることは覚悟して、万全な態勢を目指しました。
また、メインステージと打ち上げ場所は分けざるをえなかったので、2ヶ所のカメラを随時切り替えなければならない。テレビ中継では当たり前でも、それをユーチューブでやった事例は調べても出てこなかったので、本当に手探りの日々でした。