コンサートでパワフルなパフォーマンスを披露する森山良子さん(写真提供◎森山さん)
新型コロナ下での生活も2年となり、これまでよりストレスを感じて暮らしている方も多いのではないでしょうか? ステイホームでも、一人でもできる、自分を癒したり元気づけたりする習慣をもっていることは、精神の安定や免疫UPにも役立ちます。Pafumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどのヒット作品に携わり、アーティストやクリエイターの成功とメンタルの関連性について研究を続けている音楽プロデューサーの中脇雅裕さんの新連載「美しくそして健康に 音楽のあるHappy Life」。第2回は「チャーミングでエネルギッシュな森山良子さん」です。

コーヒーの健康効果

私は長く音楽の仕事をしてきたわけですが、30歳から40歳くらいまでは、ほぼ毎日レコーディングスタジオで仕事をしていました。

大体、午後1時位にスタジオ入って、作業が終わると深夜を超えます。朝方までかかる事も良くありました。つまり毎日12時間から15時間ほどスタジオで過ごす事になるのですが、その間、飲む物と言えばコーヒー。

どのスタジオに行ってもポットに熱々ドリップコーヒーが用意されています。そして、無くなったら直ぐに補充されます。もちろん、無料! 

もともと、コーヒー好きだった私は毎日10杯以上、多分20杯近くのコーヒーをほぼ毎日飲んでいました。
仮に平均1日15杯として週5日間でざっと一年間で3900杯!それを10年続けたわけですから3万9千杯!

自分でもびっくりです。

さて、コーヒーは健康に良い飲み物なのか? それは基本、Yesです。

諸説あるようですが1日2、3杯のコーヒーは「がん」「虫歯」「認知症」を予防すると言われています。
特に重度の肝疾患の患者さんにはコーヒー好きはいないと言われています。つまり肝臓に良い!
ちなみに、私の友人の作曲家は夜、焼酎のコーヒー割を飲みながら仕事をしていますが、これは肝臓に良いのか悪いのか…。

また、ある研究では1日2~4杯のコーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて全死因死亡率が男性で10%、女性で15%低かったとの事。
この数字が示すように、コーヒーの健康効果は女性の方が高いそうです。

コーヒーの健康効果は女性の方が高い