「小さな幸せを大事にしたくなる、『こんな世界があったらいいな』と思える作品に出演することができて、本当によかった!」(撮影:浅井佳代子)

埋まらない心の隙間を

今回出演する映画『メタモルフォーゼの縁側』も、まさにそんな作品です。私が演じる雪さんは、夫に先立たれて一人暮らし。書道教室を営んでいるのでご近所との交流はあるけれど、なんとなく心の隙間が埋まらない。

そんななか、たまたま美しい表紙に惹かれて手にとった男性同士の愛を描く漫画との出合いをきっかけに、芦田愛菜さん演じる高校生との友情が芽生えていくのです。

その漫画のおかげで毎日ワクワクし、趣味を語れる友達ができ、生活に広がりと彩りが生まれて。

「好きになれるものが見つかってよかったわね、雪さん」と、心から思いました。