図:汚れの種類と対処法 その2(図:『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』より)<写真を拡大

汚れの種類を見極めて、正しい対処をしましょう

「シミがついてしまって」と、みなさんがクリーニング屋に衣類を持ってきます。

「なんのシミですか?」と店頭で聞いて、はっきり答えがかえってくるのはめずらしいケースです。

「なんのシミかわからない」「何か食べ物だと思うけど」「いつの間にかついていて……」という答えが大半です。

だから、ボクらは推理します。

お客さまの生活や仕事、行動などをヒアリングして、なんのシミか、シミがついた原因は何か、などをまず考えます。

なぜそんなことをするかというと、汚れには大きく「油性」「水溶性」「不溶性」という3種類があり、これらが混ざった複合的な汚れもあり、それぞれ対処法を変えなければいけないからです。