たどり着いたその場所で、自分のベストを尽くす

たまに偶然を引き寄せるのも能力のうちである、あるいは運をコントロールしないといけないなどという人がいますが、そんなのはウソに決まっています。

将来何が起こるかは誰にもわからないのなら、川の流れに身を任せるのが一番素晴らしい。人間にできるのは、川に流されてたどり着いたその場所で、自分のベストを尽くすことぐらいです。

だから川の流れに流されて学長にたどり着いた以上は、教育のことを一所懸命勉強して頑張るし、病気で倒れたら、復帰に向けて一所懸命リハビリに取り組むだけのことです。

なにより明確なゴールに向かってただ真っすぐに進んでいく人生より、川に流され、時には岩にぶつかったり濁流にのまれたりしながら、思いもよらない展開のなかで一所懸命生きていくほうが面白いに決まっています。

何度も繰り返しますが、人生は楽しまなければ損です。