「ちりん　ちりん」風鈴の音で涼しくなるのは日本人だけ！？脳の勘違いで体表面温度を下げる。YouTubeで人気の「ASMR」の好みは千差万別

「寒すぎて不快！」と感じる音は適さない

さて、その他にも涼しくなる音はあります。
「かき氷の氷を削る音や、かき氷を食べる音」
これもイメージだけでかなり涼しくなりますね。

この他にも
「南国の静かな海の波の音」「避暑地の小川のせせらぎの音」
これら、水の流れる音も涼しさを感じさせてくれます。

（写真提供◎photo AC）

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でも、涼しくなりたいからと言って「吹雪の音」「スキーで滑降する音」「雪の降り積もった道を歩く音」などを聞くことはないですよね。

これは音から感じるイメージが単純に「寒すぎて不快！だったり、実際の目の前の夏の景色と合わず、脳が「これはただのイメージだ！偽物だ！」と感じてしまい勘違いをしてくれなくなってしまうからだと思われます。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」とはいかないものです。

要はイメージ次第！

ともかく皆さまも、この猛暑、エアコンだけでなく音も使って涼んでみてはいかがでしょうか？

次回は８月26日（金）配信予定です

前回「《澤乃井》で有名な小澤酒造さんに、バッハを聴かせたお酒を飲んで頂いた。モーツァルトを聴かせた焼酎、ローリングストーンズを聴かせたワイン。音楽でお酒がおいしくなる？！」はこちら