耳の遠い人と会話するのってすごいストレス

その後もお母さんは「ピーピー鳴るから嫌」だとか、「目立つから嫌」だとか前向きではなかったそう。でも、幾つも試しているうちにようやく「これなら」と思う補聴器に出会えたとのこと。

『小さなひとり暮らしのものがたり』(著:みつはしちかこ /興陽館)

そうして補聴器を装着して暮らし始めたら「私、耳が聞こえてなかったのね」とあっさり認めたのだそうです。今は会話もスムーズになり、不毛な言い争いも激減したと話していました。

この話を聞いて私は、姑のヨネコさんもそうだった。耳の遠い人と会話するのってすごいストレスなのよね。

1度目はやんわりと伝えているのだけれど、3度目にはついつい強い口調になってしまったりして。気まずくなるのが嫌だから会話が少なくなってしまったりもしてと、自分がライターさんと同じ立場だった頃のことを思い出していました。