相原さんの処方箋

写真を拡大 (撮影=相原正明さん)

〔 処方箋 〕

画面に想定外の人物が入ってきたときは困ってしまうもの。

鉄道写真では撮り鉄の人たちがフレームインして、もめているのをよく見かける。気持ちはわかる。だが、侵入者=100%失敗というわけではない。

時として、この作品のようにエキストラ代わりに使える場合もある。

その最たる写真が不動産の環境イメージ撮影だ。スーパーや駅などの建物だけや、街並みや公園だけを撮ると無味乾燥になるので、人が通りかかるのを待つことが多い。

風景だけになってしまうと、街並みに人の匂いがなくなり、街並みの続く遠近感が出にくくなってしまうからだ。

人を入れ込む場合、シャッタースピードを遅くして顔をわからなくする。肖像権を守り人物のイメージがつかないようにするためだ。

誰もいない場合は、自分がフレームインしてエキストラ代わりに演出をすることもある。人が入りそうな場合は、入った場合の効果も考えておくとプラスの結果を生み出してくれる。

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「猫様と4人の下僕たち」写真展

期間 2月17日(金)~3月1日(水)open 11:00~19:00
入場 無料
会場  WONDER PHOTO SHOP


富士フイルムフォトサロン4か所を巡回する写真展を開催

相原正明 写真展 On The Earth
~超大陸 オーストラリア~

富士フイルムフォトサロン 大阪 公募写真展

会期・会場

富士フイルムフォトサロン 大阪
2023年3月17日(金)〜3月23日(木)
開館時間 10:00~19:00 (最終日は14:00まで/入館は終了10分前)
〒541-0053
大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア (旧 大阪丸紅ビル) 1F
TEL 06-6205-8000 (受付時間:平日10:00~18:00)


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★相原正明フォトエッセイ テーマ「水」|from OITA 大分を巡る|koji note[三和酒類株式会社] (sanwa-shurui.co.jp)