筆者の関容子さん(右)と

彼女の犬がスッと寄ってきて

そして2008年。ミッキーさんには三度目の正直と言える素敵な出会いがあった。

――そう、33歳年下の今のカミさん。彼女は貧乏くじ引いたね。もう15年になる。でも俺がいずれ年を取るのはわかってて結婚したんだから仕方がない。

あのころ、二度目の離婚をして東京の鷺宮に住んでて、俺、オープンカフェでお茶を飲んでたら、彼女の散歩させてた犬がスーッと寄ってきたの。茶色いラブラドールのメス(笑)。それで話をするようになって、すぐメールアドレスを教え合った。

でも俺のことまったく知らなくて、「ロケが多いから犬は飼えない」って言ったら、「カメラマンさんですか?」。それで翌日うちに来て額に入った写真見て、「マイク眞木さんがお好きなんですか?」って。若い時の俺なのに。(笑)

 

ミッキーさんには以前から「タイに住みたい」という願望があった。それが結婚十年近くたってから叶うことになる。

――66年に香港、タイに行って、いつかここに住みたいなと思ってた。暖かいのと、人が親切なのと、食べ物がうまいのとで。

それで、俺、タイに住みたいんだ、ってカミさんに言って、嫌がると思ったら、彼女は割と冒険好きで、「行きましょ行きましょ」ってことになった。でも就労ビザじゃないんで向こうでは働けないから、日本にちょこちょこ帰って、テレビドラマの『やすらぎの郷』のときは半年近く日本にいたかな。