投資で確実に儲けられるのは金融機関

その理由は次のとおりです。

『「夫の財布」はいますぐ妻が握りなさい!』(著:荻原博子/ビジネス社)

 

退職金をもらうと、必ずと言っていいほど給与振込口座のある銀行から電話がかかってきます。

そこで、こう言われるでしょう。

「このまま口座に置いておいても、現在のような低金利ではおカネが増えずにもったいない。ご存じのように、老後は老後でおカネがかかりますから、将来のためにも、投資信託などでしっかりおカネを増やしていきましょう」

実は、この言葉にホイホイのってはいけないのです。たしかに現状、超低金利ですが、投資したからといって、思うようにおカネが増えるという保証など、どこにもありません。

覚えておいていたほうがいいのは、投資で確実に儲けられるのは、金融商品を売ることで必ず手数料が入ってくる金融機関だということ。

もちろん投資をすれば、皆さんの資金が増える可能性もありますが、それと同じくらい減る可能性もあります。