僕は僕の中でヒーローになれる
そしてもう一つ、情報番組に出演しているときに気づいたことがあります。
「番組のヒーローは誰なのか?」ということです。
正直、僕は、チャンカワイ自身をヒーローにしたかった。でも、現場においてのヒーローは、その日番組で取り上げられる「情報」がなるべきなんだって気づきました。
例えば、それは「話題の激辛グルメ」であり、「開かずの金庫」であり、またあるときは「究極の納豆」だったりします。
僕が番組の中で求められている役割は、このヒーローたちをいかにカッコよく印象的に引き立てることができたか、ということ。
「チャンカワイ」が一番前に出てはいけないんですね。
「情報たち」をきっちりヒーローにできたら、そのとき、僕は僕の中でヒーローになれるんだ、とも思いました。
この考え方をするようになってから、自然と仕事のオファーが増えていきました。
あなたが「お客さま」とするべき人は?
そして、ヒーローにするべき人、モノはなにか?
自分の仕事のやり方や期待されている役割を考え直すヒントがきっとあります。
※本稿は、『神さまが惚れてまう48のポイント』(ぴあ)の一部を再編集したものです。
『神さまが惚れてまう48のポイント』(著:チャンカワイ/ぴあ)
“グルメロケ芸人”と“結婚”という長年の夢をかなえるまでに心がけてきたことや、コンプレックスとの向き合い方、物事がうまくいかないときの考え方など、大好きな神社めぐりを通じてわかった“神さまと仲良くする方法”について、包み隠さず語り尽くしています。
また、チャンの周りの人たちが感じるチャンの“幸せポイント”、チャンがオススメする神社情報なども掲載。チャンからの幸せのおすそ分けがたっぷり詰まった1冊となっています。