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新型コロナ下での生活も3年となり、これまでよりストレスを感じて暮らしている方も多いのではないでしょうか? ステイホームでも、一人でもできる、自分を癒したり元気づけたりする習慣をもっていることは、精神の安定や免疫UPにも役立ちます。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどのヒット作品に携わり、アーティストやクリエイターの成功とメンタルの関連性について研究を続けている音楽プロデューサーの中脇雅裕さんの連載「美しくそして健康に 音楽のあるHappy Life」。第13回は「歩くマインドフルネス」です。

マインドフルネスについて

この連載も早いもので13回目となりました。読んで頂いている皆様に感謝です。
さて、ここでは音楽と健康の話をしていますが、健康と言えば身体の健康はもとより、最近は心の健康、つまりメンタルヘルスもとても大切だと考えられるようになりました。
メンタルヘルスと言えばやはりメディテーション。
以前、禅宗の僧侶、津市の四天王寺倉島住職との対談をここでさせて頂きましたが、改めてメディテーションのお話を分かりやすく、もちろん、音楽との関係も紹介しながらお話させて頂きます。

メディテーション・瞑想と言うと、まだちょっと抵抗があるという方も少なくないと思います。
何か宗教的なイメージがあったり、お寺での座禅会の様なちょっとハードな修行というイメージを持たれている方も多いようです。

もちろん、メディテーションは元々、仏教から始まったと言われています。しかし、現在ではその効果は医学的・科学的に研究され、世界の多くの企業が従業員のメンタルヘルスに対する取り組みの一環として採用しています。

その中で、マインドフルネス(mindfulness)は特に注目されています。
そこで今回は、このマインドフルネスの種類や方法を紹介させて頂き、さらに音楽を聞きながらマインドフルネスを体験するプログラムを読者の皆さんに特別にご案内させて頂こうと思います。