心のもち方が大事

悲観的な考えは、健康にも大きな害を及ぼします。

フィンランドの男女2267人を対象に、11年間の調査をした研究によると、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患による死亡率は、悲観的な傾向をもつ人のほうが、悲観的ではない人より2.2倍も高かったのです。

鎌田先生「人生は思いどおりにならないことばかり。なるようにしかならないと力を抜き、あえて楽観的な考えを選択する心の強さをもちたいものです」(2018年7月撮影。写真:本社写真部)

アメリカのペンシルベニア大学では、どんなにストレスや不安、怒りがあっても、それをどのように受け止めるかが心臓病に関係していると発表しています。

心のもち方が大事ということです。