あえて楽観的な考えを選択する
この2つの研究が物語るのは、楽観的に考えたほうが心臓病は少なくなるということ。
自分の心のもち方で心臓病のリスクを減らすことができるということです。
年齢を重ねると、いつもいい結果になるとはかぎらないことがわかります。むしろ、人生は思いどおりにならないことばかりです。
それでも、できるだけポジティブに明るく、悪い予想は捨て去ること。なるようにしかならないと力を抜き、あえて楽観的な考えを選択する心の強さをもちたいものです。
人生は思いどおりにはいかない。
それでも、あえて明るいほうを選択できるのが人間の強さだ。
それでも、あえて明るいほうを選択できるのが人間の強さだ。
※本稿は、『60歳からの「忘れる力」』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
『60歳からの「忘れる力」』(著:鎌田實/幻冬舎)
“忘れる”ことを恐れないで!
「名前が出てこない」「昨日の夕飯は何だったっけ」
「また同じ本を買ってしまった」……
60歳前後になると、「もの忘れ」の悩みが増えてくる。
しかし、人生の8割は忘れていいことだ。
長年にわたって高齢者医療を牽引する著者が教える、
面倒なことは捨てて、好きなことだけで生きるためのヒント60。