サウンド・メディテーションの方法
メディテーションは「自分の在り方を求めるもの」という事はお伝えしました。つまり「自分の本音」を自分自身で聞く行為だと思ってください。そこでは顕在意識は邪魔になります。マインドフルネスは呼吸を数えたりして「今」に意識を向けます。
つまりこれは顕在意識を使っているわけです。顕在意識は1つの事しか認識できません。そこで呼吸に意識を向けることで「今」だけに集中することができるのです。
その顕在意識のスイッチも切ってしまうのがメディテーションだと思ってください。正直、なかなか難しいです。ただ座っているだけではいろいろな雑念が湧いてきます。そこで大切なのはメディテーションをしている最中にストレスを感じないようにすることです。
先ず、座り方ですが、ともかくストレスがないようにしてください。正座などですと「足が痛いなー」「痺れてきた!」となってしまいますよね。よく足を組み合わせてあぐらを組む方法も紹介されていますが、それでストレスがないならOKです。
私のような身体が鉄筋コンクリートのように硬い人間にはなかなか難しいものです。であれば心地よい椅子に座りましょう。クッションなども使って快適な環境を作ってください。ただ、座禅やヨガ瞑想などでの足を組む座り方=半跏趺坐(はんかふざ)は理にかなっている座り方だとも聞いています。
本来、ヨガのポーズなども、半跏趺坐で長い間メディテーションを出来るような身体をつくるためのトレーニングともいわれています。トレーニングしていけばこの座り方でもストレスがなくなるとは思いますが、先ずは楽な座り方で始めましょう。
部屋の温度、湿度も大切です。ともかく、集中できるように!「暑いなー」とか「乾燥してるー」などと思わないように整えてください。また、明かりも出来たら少し暗め位がちょうどいいかもしれませんね。後、携帯などもこの間だけは鳴らないようにしておいてください。