「上を向いて歩こう」効果

突然ですが昨日のランチ、何を食べましたか?

思い出そうとしたとき目が動きましたよね?大体の方は左上ないし右上に視点が動きます。視点を動かす事で脳の記憶の領域にアクセスをしているのです。実は目は脳のスイッチのような役目をしているのです。

過去のネガティブな事を思い出す時は下を向く事が多くないですか?しかしそんな時は、視点を上に向けるとその思いが消えると言われています。まさに「上を向いて歩こう」効果です。

また諸説ありますが、体感覚、聴感覚、視感覚のイメージにより視点が「上」「真ん中」「下」と動き、左右の視点の動きは過去と未来のイメージによると言われています。この視点の動きは人によって違うといわれています。実はこれを利用してウソを暴くこともできるのです。

例えば差しさわりのない過去の質問をすると、必ず左右どちらかに視点を移しながら答えをさがします。その人の過去を思い出す時の視点の動きの癖をつかんだら、ちょっと答えにくい過去の質問をしてみます。

もしウソをつこうとしていたら視点は過去を思い出す方向ではなく、逆に視点を動かします。思い出しているのでなく、ウソを作っているからその様な動きになるのです。
ただし、これは100%確実な動きではないので、この方法はあくまで参考程度にとどめてくださいね。